電気代がめっちゃ高くて1kWh50円!?

例年ですとTEPCOからの明細が届く1月10日頃に電気代を報告しておりますが、その前にHEMSのデータから12月の計算をしてみたら電気代高騰が恐ろしいレベルになっていたのでTEPCOを待ってられずとりあえず記事にしてみました。

燃料費調整額がガンガンとあがっているのはずっと書いてきているとおりです。
オール電化で且つ深夜電力をガンガン使う前提の電化上手プランで燃料費調整額の変化というのはすなわち単価の増減に匹敵し、昨今の高騰ではかなりの増加になっているわけです。

我が家のHEMSデータから12月の電気代を計算してみました。
もうすぐくるTEPCOの1月分の電気代とほぼほぼ同じ感じになる予定です。

まず使用量ですが、12月はエコキュートや床暖房もあって増えて合計769kWhとなっており、時間帯別での内訳は以下になります。

この通り我が家は日中不在が多いので基本は深夜電力90%近い使用状況となっており、おそらく電化上手の家庭の中ではプランをお得に使ってる方かと思います。

なので、一見深夜電力の15円で使えて安いよね!って思えそうなもんですよね。
実際に単価✕買電量を計算するとこんな感じになります。

一番高い日中なんて1月トータルでも150円足らずと全然オトクに使ってそうですよね。
ところが全然そうじゃないんですよね。
この3つの時間帯の電気代の合計でいくらかっていうと、12,630円。
でも実際の請求は26,839円になる計算です。倍以上も違います。

その内訳はこうです。

今の燃料調整費がどれだけの負担になっているかわかるでしょうか?
調整っていう可愛い名前とは比べ物にならない存在感です。

これを1kWhあたりの平均に均すと約40円になります。

つまりざっくりと1kWh40円の電気代となっているってことです。

一昔前は24円位だったかと思いますが、いつのまにかこんなに高騰してるんです。

しかも約90%が安い深夜電力で日中は使うのも少ないし、太陽光で自家消費できるという我が家での計算です。
これがもっと日中の買電が多い人だとさらに平均価格が高くなっていることでしょう。

我が家の使用比率で単純単価を計算してみるとこんな感じになるかと思います。

1kWhあたり日中で50円、深夜で34円ってことです。

50円ってなんですかー 恐ろしい時代ですよね。

この価格で別の計算をしてみましょう。
EV車のコスト計算です。

多くの人はCO2云々っていうよりも単にランニングコストが安いからEVにしたいって思ってることでしょう。
こんなに電気代があがってもメリットは有るのか?

一般的にEV車の電費は6km/kWhだそうです。

つまり深夜電力で充電したとして34円で6km走れる計算です。
コンパクトなハイブリッド車が20km/l走るとして150円のガソリン価格だと、1kmあたり7.5円。
EVだと5.6円。25%の違い程度です。

しかも、これは安い深夜電力。
夜通し出かけてて帰ってきて昼間に充電しちゃったら50円/kWhです。
すると、1kmあたり8.3円。
20km/lの車のほうが安いってなります。だいたい18km/lと同等なコストってことになります。

EVは電気だから安い!単価12円程度だもん!って思ってた時代はとってもお得に感じたEVですが、実態の価格で計算して、こんな程度であれば、高くて不便なEVに乗り換えるメリットは全くないとも言えますかね。

ってことで電気代がくっそ高いってことです。
値上げするとかしないとかなんか話題になってたかと思いますが、それって単価ですか?基本料金をあげるっていってるんでしょうか?
すでに燃料費調整額がガンガン毎月上がりまくってることを問題視してほしいです。

来月もさらに上がるのか?数日後に来るTEPCOの明細書が怖いです。
来月は年間で一番電気を使う月なのでこれ以上燃料費調整額があがってしまうと夢(悪夢の方です)の3万円台に届きそうです。

ちなみに2021年から2022年の年間電気代も恐ろしいレベルで上昇してました。
これは年間光熱費報告として別にまとめようと思います。

 

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