いゃぁビックリしましたよ。
4月に値上げしたばっかで、7月からさらなる値上げってのは聞いてましたが、ここまでの値上げとは。。。
まずはTEPCO発表の見直し概要資料を見てみましょう。
この中の電化上手の内容がこれ
夜間が多めに上がるなぁ。他の時間帯はわずかだねって感じに見えますよね。
でもこれ、よーく見ると
と、現行単価の方だけ燃料費調整額10.25円がなぜか加わっているんです。
でも、見直し後の単価の方には加わってないんですよ。
じゃぁ7月からの電気代には燃料費調整額は加わらないんですか?って言ったらそうじゃないですよね?
なんでそういう比較になるんでしょうかね。
くっそズルくないですか?
で、電化上手のページには素の費用比較がのっています。
この図を見るとくっそ値上げじゃないですか。まさに異次元!
とはいえ、7月からは燃料費調整額はかなり下がります。
物の価格を値上げして、割引を増やすよ!っていう考えですね。
ざっと9.5円くらい下がります。
この下がるのを入れ込んで十数パーセントの値上げですって言ってるんですよね。
本当にずっと燃料費調整額は低いままなんですか?
本当に危険で、物の価格(基本となる電気料金)を変えるには色々と手続きや認可が必要ですが、割引価格はガンガン変わります。原価が上がればどんどん上がる。
上振れする含みを十二分に残しているってことになります。
いいですよね。仕入れが高くなったからって売値あげられる業界って。。。
絶対にいつのまにかメチャ上がってるやん!!!ってなりますよね。
今行っている安い深夜料金でEV充電、エコキュートで湯沸かし、蓄熱型床暖房で蓄熱。蓄電池へ充電!
なんてものが燃料費調整単価がちょっと上ブレするだけで損になる可能性がありますよね。
売電単価37円の自分が思うんだからもっと安い売電価格の人はすでに逆転してるんでしょう。
そうなったら深夜じゃなくてお昼の発電電力を全部自家に振り分けたほうがお得ってなります。
うちのエコキュートとかお昼に湯沸かしって対応してないんじゃないかなぁ。
さて、想像で考えるのは置いておき、実際のデータでいくらになるか見てみましょう。
一応、燃料費調整単価が上記の例の用に9.49円下がるということを前提に新旧比較してみます。
まずはもうすぐ報告予定の5月の電気代です。
9.49円下がったとしても11%の値上げになります。
次は深夜電力を多く使った1月の電気代です。
9.49円下がったとしても13%の値上げになります。
で、これが万が一(十が一くらいかも)燃料費調整単価が変わらなかったとしたらどうなるかというと
5月
1月
実に5割に近い値上げってことになるわけです。恐ろしいですよね。
こんな値上げ許していいんでしょうか。
電化上手が終わる日も近いですね。
別の計算をしてみましょう。
ちなみに電動車の電費はだいたい6km/kWhだそうです。
1kWh40円近くなりますと、40円で6kmってことですね。
今レギュラー単価が150円ですので、電気代150円で考えると22.5km/l相当になりますね。
そこいらのハイブリッドカーの燃費ですね。最新のプリウスとかだともっといいですね。
少なくとも費用的には電動カーの意味が無くなってきたってことでしょう。
どーせこういうのって一度上げたら下げないだろうし。庶民には生きづらい世の中だにゃー
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