という電力会社があることをこのプレスリリースで知りました。
なんと6,500円以内の電気使用量だったらその月の電気代はタダ!
つまり毎月6,500円以下なら電気代支払い不要!
っていう太っ腹なサービスです。
無料!いい響きですが、まぁ普通の感覚を持つ方であれば、絶対なにか怪しい。
タダほど高いものはない
って思いますよね。この詐欺がはびこるご時世ですからね。
なんでも疑ってかかりましょう。
とはいえ、怪しい会社ではないようです。
簡単に言うと、
基本料金無料
毎月の電気代から6,500円を越えた分だけ支払う
っっていういたってシンプルな内容です。
そう。ここで大事になるのは6,500円ってどれだけなのよ?
単価くっそ高いんじゃないの?
って思うことでしょう。
スマホ1円で売ってあげるから高い電話代2年間払ってね
って一昔前の携帯の売り方に似ています。
その単価ですがなんと1kWhあたり65円 のようです。
私が加入する電化上手の中で一番高い夏のお昼の単価が44.13円ですからそれを遥かに上回る金額になります。
でも基本料は無いですしね。6,500円までは無料なのでお得とも言えます。
ざっくりと計算してみました。
このタダ電は電気を多く使う人には向いてないってのはわかるかと思います。
なので、オール電化や電化上手ユーザーはまるっきし向いてません。
普通の従量電灯Bプランであまり使わない人ならいいかも。。。
なので、東京電力の従量電灯B 30A契約で見てみました。
基本料 885.72円
単価 120kWhまで 30.0円/kWh
300kWhまで 36.6円/kWh
それより上 40.69円/kWh
これで500kWhまでで比較してみます。
ただ、実際は 燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金ってのも加わってくるようですが、これは東京電力の方にもそれなりに加わるでしょうから今回の計算では省いてます。
単純に 単価✕使用量+基本料金 の比較です。
こうなりました。
100kWhまで無料でそれから費用が発生し、だいたい230kWhあたりが東京電力との分岐点となるようです。
と、考えると、意外とお得!って思える人もいるかと思います。
私は今でこそ冬は電化上手なので900kWh近く使ってますが、社会人1年生の頃はエアコンもなく、電気使用量もかなり少なかったはずです。
給湯がガス、冬の暖房が石油ストーブとかって人なら電気への負担も少ないでしょう。
そういう人にはお得なサービスと言えるかもしれませんね。
ただ、懸念点はありますね。
新電力会社って自由化でガンガンでてきましたけど、燃料代高騰で撤退した会社も結構あったはず。
このタダ電がそうなるかどうかはわかりませんが、当初は1万円以下無料としてはじめたサービスのようですが、サービス開始から3ヶ月位でいきなり6,500円以下無料と変更した経緯があるようです。
こういうサービスなので、お得に感じる人ばかりが集まって経営を圧迫してくると撤退したり、実質値上げしたりといった変更が入る可能性が高いかと思います。
まぁそうなったら他の電力会社に移ればいいだけで、電気がこなくなるってことはないとは思いますが、
私の加入する電化上手のように一旦でていくと二度と契約できないようなプランに加入している人は慎重に行動する必要があるかと思います。
単純に考えて電気を多めに使っている多課金ユーザーが非課金、低課金ユーザーの面倒を見てるってことになるので、課金ユーザーの装備をすごく良くしてあげるとか、レアなアイテムをあげるとかしないと課金ユーザーがタダ電にいる意味がないと思いますよね。
電気でレアアイテムってなんやねん。。。w
別荘のように使わないときもあるからっていうのなら基本料無料のLOOPでんきってのもありますよね。
って新しいプランというスマートタイムONEで見てみたら、平均250kWh/月で月11,518円ってでてきた。
これは燃料費調整額とか入ってる実勢価格に近いので単純比較はできないけど、先に計算したタダ電は250kWhで1万円を下回るのでタダ電のほうがお得なのかもしれません。
あとは長続きするかどうかですかね。
私の計算が間違っていたらすいませんが、ご検討の際にはじっくりと計算してみてください。
将来性、安定性は置いておきますが、電気使用量が少ない方にはオススメなような感じがしました。
コメント