ついこの前も電気料金値上げがあったばかりなのにまたまた値上げのニュースです。
なんなんでしょうね。
どういった内容かというと、
基本料金はあがり、単価が下がる
平均モデルでいうと2円マイナスになる。
おまえら値下げだよ。よろこべ!!!!!
って感じかと思います。
どこにいるのか平均モデルさん。我が家も平均なのでしょうか?
我が家の電化上手プランで見てみます。
単価はこんな感じで微妙に値下げ。
その代わり基本料金は値上げ。
我が家の場合10kVA契約なので、2292.40円→2457.50円と165.1円値上げされます。
平均モデルというケースでは値下げとなってますが、果たしてそうなんでしょうか?
我が家で計算してみます。
ちょうど3月になったので、まだ報告していませんが2月のHEMSデータを用いてみます。
1年で一番電力を使う時期でもあります。単価が下がっているのでこの時期で値下げにならなかったら結局は値上げってことになりかねません。
燃料費調整額等は変わらないという前提です
まずは現行の費用で計算した2月分
670kWhの買電量ですからがんばって減らしているんですよね。
一昨年なんて860kWhも買ってましたから。
で、これが新料金で計算するとどうなるかといいますと
やっぱり上がっとるやんか!
比較してみましょう。
670kWhも使っているんですが、単価の値下がり分が134円。単価が下がるので全電化住宅割引も若干減る。
で、基本料金が165円あがってるのを相殺しきれていません。
もっと電力を買わないと値下げにはならないってことです。
つまり春とか秋とかこれより電力を使わない時期はさらに値上げになっているってことになります。
まぁざっと単価が0.2円下がってるんで基本料金165円を相殺しようとすると、単純計算で165÷0.2=825kWh使わないともとが取れないってことになるわけですよね。
すごいですね。東京電力
値上げになると言わずに、値下げになるモデルケースを探してくるのは素晴らしい能力!
脱税ではないと言い張るどこかの国会議員と一緒ですね。さすが偉い方々は違う!
細かいですけど、値上げのニュースでした。
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