電気代の値上げは基本料金だけじゃない

5月になりましたね。

4月の電気代報告はいつものようにTEPCOからの5月分の報告を待って10日頃に書きたいと思いますが、まず今回は4月1日から適用される新料金でいったどうなっているのでしょうか?ってのを調べてみました。

低圧の料金メニューの見直しについて|電気料金プラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
東京電力エナジーパートナー(EP)の「料金プラン 家庭」ページ。東京電力エナジーパートナー株式会社は、お客さまのエネルギー全体に関わる様々なご希望に真摯にお応えし、エネルギーサービスの、よきパートナーとなることを目指す、東京電力グループの小...

値上げと言わず見直しという東京電力さんですが、まぁ以前検証したように値上げになるはずです。

4月分のHEMSデータがでてきましたので、それで計算して検証してみましょう。

プランはTEPCOの電化上手です。
買電量ですが、
昼間 2.6kWh
朝晩 44.1kWh
深夜 285.6kWh
の合計 332.3kWhでした。春なので使用量は少ないですね。

これで計算するとこの様な差分になります。

基本的には 基本料金が大きく上がって、単価がちょびっと下がる ってことなので、よほど多く電気を使わないとお得にならないわけですが、まぁその通りの結果となったわけです。

結局は値上げですよ。

と、これでお終いにしてはつまんないですよね。100円増えただけじゃんで許しちゃう人もいるかも知れません。
たかが100円。されど100円です。

ってそれだけじゃない所にも気をつけてみてください。

燃料費調整額

これは毎度毎度言ってる費用ですが、次月は今の-9.14円から一気に-7.60円と1.54円値上げされます。
次月も今月と同じだったらという単純計算で512円の値上げになります。

再エネ発電還付金

賦課金等について|再生可能エネルギーの固定価格買取制度|東京電力エナジーパートナー株式会社
東京電力HD「賦課金等について」のページ。東京電力ホールディングス株式会社は、東京電力グループの持株会社です。福島第一原子力発電所事故の「責任」を果たし、エネルギー産業の新しい「競争」の時代を勝ち抜いていくために、大きな変革を実行してまいり...

この再エネ発電還付金ってのもしっかりと引かれている費用です。ちなみに昨年は1年間で約12000円引かれております。電気代全体の約8%を占める費用です。

これ1年間固定で5月分から翌年4月分が一定となり、毎年5月に料金が改定されてます。
TEPCOのいう5月分は4月6日からの検針で使われますのでほぼ4月分と言ってもいいのですが、これが2.09円の値上げです。2.5倍です。

1kWhあたり2.09円の値上げですから、332.3kWh購入なので695円の値上げとなっているわけです。

電気使用量の少ない今でこの価格ですからね。800kWhとか使っちゃう冬だと1,700円近い値上げになってしまうわけです。
これから1年の費用負担が大きく増えるってことです。

 

というわけで、電気代の基本料金の値上げとめっちゃ僅かな単価の値下げ
だけじゃなくて、他にもしっかりと値上げされているってことで、これからの電気代負担もさらに増えますよってことです。くそーー

 

 

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