Panasonicの最新のテレビが月々安い価格で使えるっていうサービスがあるんだそうです。
実家のテレビは古いパナソニックのプラズマです。そろそろ買い替えっていう話があってそういうサービスを聞いてきて乗り気だって。。。
いゃいゃちょい待て。それって車で言う残価設定型ローンみたいなもんでしょ。得なの???
計算してみました。
55インチ有機ELのTH-55FZ1000で見てみましょう。
まずは実勢価格を調べてみました。
VIERA TH-55FZ1000 で25万ってところですね。価格コムではもう2万ちょい安く買えるようですが、まぁマージン取ってこの費用で考えてみましょう。
で、パナソニックのサービスを使うと
3年プランでいうと、毎月8500円程度を支払って3年トータルで 297,717円
すでに実勢価格を超えてますが、3年後これで払い終えたわけじゃありません。このテレビを買い換えずに使い続けるのであればさらに+8万円を支払ってようやく自分のものになります。すると合計 377,717 円
買い換える場合は8万は不要ですが、さらに新しい機器の支払いが始まります。
5年プランの場合は、月々約5500円位5年払って合計321,473円。
このまま買い取りの場合は+6万円で合計381,473円。買い取りしない場合は6万は不要ですがさらにローンを組むわけです。
どう考えてもメリットはないような気がします。
パナソニックさんの言うメリットですが、
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まぁ5年プランでも5年落ちまでですからね。
ローンってそういうものですし。
3年or5年の長期保証付きってことですね。まぁこれはいいでしょう。
Webには家族が増えたからテレビをでかくしようとかって例が載ってますが、いゃいゃ引っ越したからとか部屋が広くならないと大きくしないものかと思ってますが。。。
って、パナソニックの指定品だけの選択肢しかないですけどね。
ってことで、ツッコミどころ満載ですね。
唯一メリットと言えるのは長期保証だけって感じかと思います。
トータルの費用がクソ高いので、ローンじゃないと買えない人だとしても普通に長期保証付けてローンで買えばローン手数料かかっても安いんじゃないの?って思います。
そして3年で買い替えるにしてもその時点で売るにしてもそれなりな価格がまだつくでしょう。普通に買って普通に売って買い換えるほうがお得かと思います。
言ってしまえば、毎月1万円弱で3/5年落ちまでの最新テレビをレンタルしているっていうイメージかと思います。で、レンタルをやめるには8万円(or6万円)支払う必要がある。
って考えると、簡単にやめることも出来ないローン地獄のシステムと言えるかも。
いくら家電が売れなくなったといってもこんな商売で消費者を騙そうってのはちょっと見苦しいっていうか天下のパナソニックさんがしなくてもいいじゃんって思ってしまうんですが、いかがでしょうか?
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