先の3連休帰省してきたわけですが、親のマンション購入検討にも付き合ってきました。
伴侶を亡くし一人暮らしとなっている高齢(70代)の母です。
今は築40年の戸建てに一人暮らし。
地方都市の街中に近いとは言っても歩いていけるところにお店とか病院とかはないため、若いころは自転車とか歩いて行けたとしても、今出るには自家用車かタクシー利用が必須となってます。
まだ運転は危うくはありませんが、さすがに免許もそろそろ返上しないと行けない歳です。
足腰も悪くすることも多く、昨年は骨折で入院。今は捻挫で杖付いている状態。
歳取ると治りも遅いですからね。
我が家に呼ぶというオプションも有りはします。そうなってもいいように1階に部屋、トイレ、洗面は設置してあるわけです。
ですが本人は知り合いがいないところには行きたくないとのこと。まぁそうでしょうね。
かと言ってまだ元気なのでグループホームや老人ホームに入るにはちょっと早すぎる。
っていう微妙なお年頃なわけです。
実家はバリアフリーに改築しているとはいえ家に入るまでの段差もありますし、寝室は2階です。
トイレは1階のみ。一人住まいには広すぎる家。寒いお風呂。近所に病院もスーパーもなし。出かける際には自家用車かタクシー。
と不便ですし、何よりそんな状況では事故る可能性が多いので、子供としてはもう少し安全な場所にいてほしいわけです。
ちなみにこの家。今までに泥棒に3度も入られています。
なので今はセコムつけてますけど。。
私が子供の頃から大切に取っておいた500円札や旧札返せこのやろーーー
というわけで、一軒家よりはマンションの方がいいだろうとまずは賃貸マンションを考えたのですが、まずろくなところが借りられません。
無職・高齢・一人じゃダメなんでしょうね。
で、浮上したのがマンション購入。
築40年の自宅がいくらになるのか試算してもらったら意外と高くなったようです。
不便とは言っても都心部へは近いんですよね。車で10分も走れば中心部。タクシー代とかも1000円台で行けるレベルです。
年寄りには不便でも若者に取ったらそうでもないらしい。まぁ私も子供の頃は自転車で中心部へよく行ってたわけですけどね。
というわけでまぁそれなりに価値があるそうです。
それに現資金を加えて購入できるマンションがどんなものかというと、今よりさらに中心部へ近いだけじゃなくて、街中で病院もスーパーも歩いていけるような場所らしい。
今の戸建てよりは全然狭いですし、地方だからですかね。
そういう便利な場所のマンションだと、ひとり暮らしが出来なくなって、老人ホームに入らなくてはいけなくなった際に賃貸として貸すことも、売却するにしてもすぐに客は付くらしいです。
っていうか、
そういうマンションを選べと知り合いの地元の不動産屋に頼んでコンサルティングしてもらいました。
当初は友人が近いという理由でもう少し郊外の方のマンションを考えていたそうですが、そのコンサルティングを頼んだ不動産屋さん曰く
買うときはそっちの方が安いけど、賃貸や売ることを考えたらおすすめしかねる
との事でした。
今後都心部への集中が進んで郊外は人が少なくなるってのはまぁよく言われていることですけど、マンション需要はさらにそうなるようです。
それで、いくつか探してもらって今のマンションを見つけた次第。マンション自体は建築が始まったところのようで、入居は来春のようです。
都心部に近い。公共交通使いやすい。病院近い。スーパーも近い。
ロケーションに対し言うことありません。
それに、子供としては親が自分の資金で買えるのなら文句言いようがありません。
中途半端に現金があるよりマンションのほうが相続税も減るといいます。
まぁ相続税が発生するほど財産があるわけではないんですけど。。。
でも最近控除額が引き下げられたように、今後もどんどん引き下げられるかもしれませんからね。
また、いざとなればマンションを売って老人ホームに入ってっていう考えでいましたが、聞いてみるとうちの地方ではそこまで入居金が高い老人ホームはなくて、100万程度が一般的らしいです。
であれば、売らなくてもなんとかなりそうです。
その際にはマンションを賃貸に出してその家賃と年金で生活費に充てればまぁ十分に行けるでしょうか。
そうなった際には我々が実家に帰ってそのマンションに住むという選択肢も出てきます。
まぁ時期にもよりますがけどね。
そのためにも早く今の家のローンを返さないと。。。
というわけで、マンション購入という話になっております。
築40年の一軒家暮らし。
その前も賃貸でも一軒家。賃貸アパートは経験あってもマンションに暮らしたことのない親は心なしか浮き浮きしているようです。
で、今回の帰省時にそのマンションの購入に向けての商談に同行してきた次第です。
マンション購入なので、戸建て購入と違う点が色々とありましたので、次回にでもその点について書いてみたいと思います。
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