8月になりました。
関東地方は先日ようやく梅雨があけましたが、7月はイマイチな天気が多かったですね。
7月の発電も681kWh(パネル1kWあたり115kWh発電)と6月よりはマシですが今年ワースト2とイマイチな状況です。
さて、昨年は始めたのが遅かったということもあり2週間程度しか試せなかった床冷房です。
今年は7月12日の夜から始めています。
途中帰省の3日間ほど止めましたが、それ以外は動かしています。
設定としては
- 温度:23℃
- 時間:23:30~5:00
で行っています。
結露を恐れての緩い安全な設定です。
これ以上温度下げることは出来ますが、今のところはするつもりはありません。
目的としては、
2階の床にあるモルタルの蓄熱層を安い深夜電力を使って23度に限りなく近くして蓄熱することにより、日中の温度上昇を抑制する
ということで、結果的にトータルの冷房コストを下げる
という事を考えてます。
この2階床一面のモルタル層ですね。
言ってしまえば温水床暖房じゃなくて冷水床冷房ってとこですかね。
で、その効果はいかに?
ってのをまずは7月分のHEMSデータで見てみます。
実感する効果としては、床がすこしヒンヤリしているのは感じます。
それがわかりやすいタイル張りな洗面所なんかでは、朝あー冷えてる気持ちいぃ。。。
ってくらいは感じます。
ひょっとしたらその場所が温水(冷水)が入ってくる最初の地点だからかもしれませんが。。。
で、無垢床の方では冷えているといえば冷えてるし、そうでないといえばそうでないし。って位。
天井が冷えてることになる1階にいると、ヒンヤリとは感じますが、これはそもそもこの家自体でそう感じてたこともあるのでなんともいえません。
という感じです。
また、エアコンですが
我が家には2階リビングに1台。ダイキンのウルサラ7 AN63RRP。
1階寝室に1台。富士通のノクリア AS-M28D。
の2台がほぼ毎日稼働しています。
ちなみに小屋裏にもう1台エアコンを設置していますが、小屋裏に行くことが殆ど無いですし、リビングとつながっててそこまで暑くはなってないのでめったに使っていません。
少なくとも7月の稼働は0です。
リビングのエアコンは高温防止機能を設定してますので、29℃以上となると勝手にスイッチが入ってある程度冷えるまで動くという動作になっています。
自宅に帰ってから寝るまでの間は普通にスイッチを入れるという使い方です。
ですので、暑い日ではほとんど24時間稼働してたりします。
また、土日等の休日は数時間程度のおでかけであればエアコンはつけたままにしています。
寝室は22時から朝5時までタイマー稼働させています。
という使い方です。
とりあえずデータを見てみましょう。
まずはリビングのエアコンと床冷房の電力量の積み重ね棒グラフ。
外気温にも左右されるともうので、近くの気象データから最高気温、平均気温、最低気温を折れ線グラフでプロットしてみました。
どうでしょうか?
あまりにも一定じゃなくて正直分からないです。
効果があるといえばありそうだし、そうでないといえばそうでないし。。。
次にこれを費用に換算してみます。
深夜料金の床冷房は安くなりますし、昼間に主に稼働するエアコンは費用が高くなります。
これも正直よくわかりません。。。
では、グラフではなく数字で見てみます。
どこを基準にするかわかりにくいんですが、
- 床冷房を使っていない7/1~7/11の11日分
- エアコン電力 21.2kWh 570円
- 床冷房を使っている 7/21~7/31の11日分
- エアコン電力 14.3kWh 355円
- 床冷房 電力 9.9kWh 120円
- 合計 電力 24.2kWh 475円
と、効果が出ているようにも思えます。
ただ、気温データとして
- 床冷房を使っていない7/1~7/11の11日分
- 平均気温の平均 25.5℃
- 最高気温の平均 31.0℃
- 床冷房を使っている 7/21~7/31の11日分
- 平均気温の平均 24.2℃
- 最高気温の平均 28.2℃
と後半のほうが少し涼しい結果になっているようですので、これまた判定が難しいところです。
とはいえ、エアコン使用が21kWh→14kWというのはそれなりに効果があると言っても良い気がします。
ちなみに1階の寝室エアコンのほうですがグラフで電力量をみてみると
スケールをリビングエアコンと合わせてみましたが、効果があるともないとも言える感じです。
ちなみにデータでは
- 床冷房を使っていない7/1~7/11の11日分
- 2.9kWh 44.7円
- 床冷房を使っている 7/21~7/31の11日分
- 2.9kWh 43.4円
とエアコンだけの差は全く無いと行ってもいい結果です。
なので1階には影響がないのかもしれません。
1階にとってみれば床冷房は天井ということになります。
冷気は降りてくるっていう理屈からしたら少しは効果があってもいいような気もするんですけどね。
という結果となりました。
効果の程はあるかなとは思いますが、あきらかに!と断言までは難しいでしょうか。
とはいっても、無駄にはなってなさそうですし、結露とかも見られず家に負担はかけていないようですので、このまま涼しくなるまでこの設定で今年は続けていこうと思います。
床冷房を止めた際にまたデータを見てみたいと思います。
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